自分に合った仕事の見つけ方1 〜「好き」と「得意」〜

こんにちは、まっしゅです。

まっしゅが普段たくさんの方に
個人のビジネスを伸ばすお手伝いをしていて、
よく受ける相談の一つに、
「自分が何をしていいかわからない」
「自分が何をしたいかわからない」
という悩みがあります。

個人で情報発信ビジネスとか、
憧れるし、やってみたいけど、
自分にはそんなお金になるような特技や資格もない。
そうなると、
「やっぱり主婦として旦那の稼ぎの中でやりくりして、
慎ましく生きていくしかないのかな」
「やっぱりサラリーマンとして働いていくしかないのかな」
と、
部屋の隅っこで体育座り(大阪弁だと「三角座り」)して、
どんよりしたくなりますよねw

また世間では、
「自分の好きなことで稼ぐ」
という、
えらく魅力的な広告も
よく見かけます。

逆に、
「趣味(好きなこと)と仕事は
分けて考えた方がいい!」と、
鼻息荒くお説教してくる
親戚のおっさんがいたりして、
もうどうしたらいいかわからない。。
みたいなノリになり始めたりします。

どうやって自分の特技を
ビジネスにしていくかという、
ノウハウの部分については、
別の機会でお伝えするとして、
今日はそもそも、
どんなことを自分のビジネスにしてくのがいいのかという、
考え方についてお話します。

目次

「好き」と「得意」の掛け合わせ

自分のビジネスを考える時に、
まず真っ先に思い浮かぶのが、
自分の好きなことをビジネスにする
ということ。

急に「好きこそ物の上手なれ」
ということわざを思い出す方も
多いと思いますがw

確かに、好きなことだったら
やっていて楽しそうだし、
それがビジネスに繋がったら、
なんかめっちゃ楽そうだし
楽しそうに思えますよね。

でも、もうちょっと深く考えないと、
ここに落とし穴があったりするんです。

サーフィン大好き海斗さん

ちょっと雑に例え話してみますね。

あるところに、
サーフィンが大好きなアラサー男子がいました。
仮に、海斗(かいと)さんとしましょうか。
絶対金髪で浅黒いですよね笑
暗証番号とか絶対「1173」なやつですね笑

海斗さんは、中学生の頃からサーフィンが大好きで、
大学では勉強もそこそこに
友達としょっちゅう海に行っては、
サーフィンを楽しんでいました。

そんな海斗さんも、就職するお年頃になり、
「サーフィンが好きだから、サーフィンに関する仕事がしたい」
と考えて就職先を探して、
ちょうど海の近くにあるサーフィン用品の会社があり、
「これだ!!」とばかりに応募して、
面接ではサーフィン好きを猛アピールして、
それが「やる気があるやつだ」と評価されて採用。
晴れて就職しました。

ところが実際に働いてみたら、
慣れない接客や販売の仕事がきつく、
しかも目の前に海があるのに、
つまらない仕事をしなければならないギャップが
余計ツラくて、
「こんなはずじゃなかった。。」
となってしまい、退職。

でも他に好きなものや得意分野もなく、
どんな仕事をしたらいいかわからない。。
と、見事迷路に迷い込んでしまい、
部屋の隅っこで体育座り(大阪弁では「三角座り」)。。

「好きなこと」と「得意なこと」を分けて考える

ちょっと最後暗くなりすぎましたけど笑

海斗さんが間違えてしまったのは、
「好き」だからといって、
サーフィンに関わる仕事なら、
何でもできると思い込んでしまったこと。

じゃあどう考えたらいいのかというと、
まず最初は、

「好きなこと」と
「得意なこと」を
分けて考える

ということです。

 

海斗さんにとって、
「サーフィン」は好きなことですよね。
でも「接客・販売」は得意なことではなかったんです。
だから続けることができなかったんですね。

彼が実は、「人に教えること」が得意だったとしたら。
そしてそれを自覚できていたとしたら。
「サーフィン用品店」ではなく、
「サーフィンインストラクター」を目指していたら。
もしくはちょっと軌道修正して、
「ダイビングインストラクター」とかだったら。
全然違った人生になっていたんじゃないかと。

この辺りの詳しい考え方については、
まっしゅがよく参考にしている記事をご紹介しておきます。

八木仁平公式サイト
「好きなこと」と「得意なこと」の違い。どちらを仕事にすればいいのか? | 八木仁平公式サイト こんにちは、株式会社ジコリカイ代表の八木仁平です。 「好きなことで生きていく」 「自分の得意なことを仕事にするといい」 「やりたいことだけやって生きるべきだ」 こん...

次回予告

今日は、
「好きなこと」と
「得意なこと」を
分けて考える
というお話をしましたが、
実際にはもう少し掘り下げて考える必要があります。

次回、そちらのお話をしたいと思います。

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