こんにちは、まっしゅです。
今回も結構深いところのお話をしておりますので、
できるだけ音声と合わせて聞かれることを
オススメします!
僕のブログやメルマガを熱心に読んでくれてる方には、
「本当に今のままの生き方でいいのかな…」
「もっと楽しい人生を送りたいなぁ…」
「なんでこんな状態になっちゃってるのかなぁ…」
という方が、結構多いと思います。
例えばなんですけど、
自分のやりたいことができる人生を歩みたい
と思っているのに、
今の自分の姿を見てみると、
サラリーマンとして
時間と場所に縛られた働き方をしていて、
なのに大して稼げてなくて、
「こんなの望んでないのに!」
と、海に向かって叫びたい日々を
送ってるとします笑
実はそれって、
あなたが
心の底で望んだ姿
なんです。
「いやいや、『望んでない』って
海に向かって叫んだじゃん!」
と言いたい気持ち、
とってもわかります。
「心の底で」
と言ったように、
これは
“潜在意識”
で望んでいたことなんですね。
潜在意識のお話は、
こちらでもお話ししております。
で、
今日は、より実践的な考え方として
【優先順位】のお話を2つしたいと思います。
行動の優先順位
僕ら人間って、実はとても優秀にできていて、
でもそれが時に逆効果として、
自分では意図していないのに
無意識的に脳が行動の優先順位を組み立てて、
それに従った行動をしてしまうんです。
ここで、いつもの「考える時間」です。
僕らの人生を、以下の7つの要素に分けてみます。
この7つの中で、
自分にとっての優先順位を上位3つ選ぶとしたら
何になるでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
順番を決めるコツとしては、
例えば「知識」と「仕事」の
どちらが優先かを決めようと思ったら、
「仕事で出世するために知識を得ている」のであれば
仕事の方が優先。
「知識を得るために仕事をしている
(その仕事をすることで自分の知識が増える)」
のであれば、知識の方が優先。
という感じで突き詰めていくと、
順番が決めやすいですね。
では、やってみてください!
いつものように、流し見せず、
ちゃんと考えてくださいね笑
はい、いかがでしょうか?
実は、
僕ら人間は、
このTop3の順番に従って
優先順位の高いところから順に、
自分のエネルギーも時間も
使われていくように
できています。
しかもこれは、
「寸分の狂いもなく」
なんです。
「家族」が優先度トップだったとしたら
家族に一番時間もお金もエネルギーも使ってるし、
「仕事」なら、一日中仕事のことばっかり考えていて
残業も休日出勤もお構いなしにできてしまうし、
「人間関係」なら、自分のことは差し置いて
周りの人に認めてもらうように奔走してしまうし。
で、
この優先順位を
自分でしっかり把握していないと、
謎の悩み方をしてしまうんですね。
「なんでこんなに頑張ってるのに、いつもお金が足りないんだろう?」
「なんで家族のためを思って頑張ってるのに、家庭内がギスギスしてるんだろう?」
「人間関係をよくしたいと思っているのに、なんで上司とソリが合わないんだろう?」
これらの悩みは全て、
一言で言ってしまうと、
“口で言ってるだけで、本当にそうなりたいとは思ってない”
ってことなんです。
優先度を間違えた事例:まっしゅの場合
この
優先度を間違えて
人生詰まってしまった事例として
僕の体験談をお話しますね笑
僕は、子供が3才の時に
当時住んでいた東京から
転勤で大阪に引っ越してきました。
妻の実家が二世帯住宅で、
1階が空いていたので
当初は、お金を貯める意味で
そこに引っ越しました。
ところが、しばらく住んでるうちに、
妻が自分の親との距離が近すぎて
ちょっとイライラし始めたんですね笑
僕としても、
さすがにちょっと手狭ではあるし、
いいところがあれば引っ越したいねーと
妻と話し始めてたんです。
そんな中、たまたま見つけた中古のマンションで
内装だけでなく配管からフルリノベーションされた物件を見つけて、
内見に行ったら一目で気に入ってしまいまして。
支払いを考えると、
東京に住んでいた時に払っていた家賃と
あまり変わらないくらいになったので、
妻を説得してそこを購入したんです。
住み心地はもちろん抜群で、
家にいる時間が本当に幸せな時間になったし、
妻の実家とも程よい距離になったのでストレスフリー。
暮らしとしては、大満足となりました。
ところが、
当然毎月の支払いの負担は大きい。
当時の僕は、
「1日も早くサラリーマンを辞めて、
個人で稼げるようになりたい」
といつも言っていて、
色々と準備や勉強をしていた時期だったので、
これを優先するのであれば、
見つかった家を購入するというのは
違う判断だったはずなんです。
口では自分の好きな仕事がしたいを
優先しているように言っておきながら、
脳では家族といい暮らしがしたいの方が
優先順位が上だったので、
そういう選択をしていたんですね。
結果的に、日々の暮らしは充実しているけど、
仕事を辞めるに辞められない状況に
自ら陥ってしまったんです。
最終的には、それでも仕事を辞めて
今の生き方・働き方を選んで行ったんですけど、
その時にも、自分の中の優先順位には
思いっきり向き合う作業をしました。
これからの生き方を決めていく上で、
「自分は何を優先して生きてきたのか」
ということと、
「自分は【本当は】何を優先して生きていきたいのか」
ということを、
しっかり考えてみて欲しいと思います。
これが1つ目。
時間の優先順位
もう一つの優先順位のお話は、
普段過ごしている時間を
どういう順番で過ごしているか
というお話です。
こちらの図を使って説明しますね。
この図は、
緊急度の高いものと低いもの、
重要度の高いものと低いものを
マトリックスにしたものです。
スティーブン・コヴィー博士の「7つの習慣」に出てくるお話で、
有名な図なので、見たことがあるかもしれないんですけど、
改めてお話ししたいと思います。
マトリックスの左上、重要度が高くて、緊急度も高いもの。
これを第一象限と言って、すぐにやらなければならないものですね。
会社の重要な締め切りがある資料作りとか、
クレーム対応、災害やケガなどもこれに当たります。
次に右上の、重要度は高いけど、緊急度が低いもの。
これは第二象限と言って、将来のための勉強とか計画とか、
豊かな人脈作りとか、長期的な投資や自己啓発なんかも
ここに入ります。
で左下は第三象限と言って、
緊急度は高いけど、重要ではないもの。
会社関係の無意味な接待とか、別に重要じゃないのに、
欠席するとえらい目に合いそうなやつですね。
重要ではない会議や電話とか。
家事で言えば、子供が帰ってくる前に洗濯物を取り入れて畳むとか、
晩御飯の支度の前に昼ごはんの洗い物しなきゃとか、
義母襲来とかですね。
で最後、右下は第四象限と言って、緊急度も重要度も低いものですね。
友達とのただの飲み会とか、スマホゲーム、だらだらYoutubeを見る時間とか、
あとは、移動時間や待ち時間に何もしていないとしたら、
同じくここに分類されます。
で、
この4つの中で、どの順番でやっているかが、
人生を自分の手で進ませていけるか、
今までのように流されてしまうかの
分かれ目になるんです。
第一象限を最優先でやらなければならないのは
ある意味仕方ないのですが、
そもそもそんな「重要かつ緊急なこと」が起きないように
事前に手を打つ、というのも大事だったりしますけど。
でもとりあえず、ここはやらなければならないので真っ先にやるとして、
次にどこに行くかなんですね。
普通の人だと、
大体は第一象限の対応でエネルギーを使い果たしてしまって、
あまり頭を使わなくてもできる第三象限に行くか、
一気に第四象限に行ってだらだらしてしまうことが
ほとんどかと思います。
でも、実は人生において一番大切な時間というのは、
右上の第二象限なんですね。
これをやっていかないと、
人生というのは完全に今までの繰り返しになっていきます。
もっと言うと、第一象限のようなことが起きないように
事前策を打つというのも、第二象限でやることなので、
第二象限の時間を意識的に確保するようにすることで、
他の時間をどんどん減らすことができるようになります。
もちろん、ストイックに考える必要はなくて、
僕も時々、作業や家事に疲れてしまった時など、
スマホゲームやりまくったり、だらだらYoutube見てしまうことはあります笑
ですが、先ほどの図に少し意味づけをしてみたのがこちらなんですけど
第四象限というのは、明らかに無駄な領域です。
なんも価値を生まないんですね。
もちろん、自分の気質を理解して、
「自分は何もしない時間を過ごすことでエネルギーが貯まる気質なんだ」
と、戦略的にゆったり過ごすことは、もちろんOKですし、
むしろそれは第二象限としての時間の過ごし方ということになります。
また、第三象限のところに「見せかけの領域」と、
ちょっと嫌な言葉が書いてあるんですけど、
この領域の時間って、結構
「仕事をしている気になる」んですね。
「この接待も、取引先との人間関係を円滑にするために必要なんだ」とか
「義母ともうまくやっていかないと、嫁・妻として失格だと思われちゃう」とか
でもそれって、実は見せかけで、
本当の意味では、あまり価値を生んでいないんですね。
やってる本人も、薄々わかってることの方が多いんですけど笑
まとめ
ちょっと色んな話題に散らばっちゃったんで話を戻しますね笑
人生を前に進ませていくために、
・新しいことを学ぶ とか
・より良い人間関係を作る
という行動をするのって、
この【第二象限】に当たると思うんです。
さらに言えば、
自分で優先度を理解して、
第二象限に力入れていく!
って決めていれば、
無意識的に時間や労力を確保していけるし、
その勉強自体の吸収力も当然高まる
んですね。
第二象限は、緊急ではない分、
ほっとくといつまで経ってもやらずにいてしまいます。
自分で自分の人生を切り開きたければ、
ここを意識して取り組んでいくべきと思います。
今日は、以上です。