まっしゅアップラジオ「抽象と具体って?」

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こんにちは、まっしゅです。

今日もリスナーさんからの質問を解説していきます。
奈良県の女性からの質問。

「抽象と具体の往復って、結局どういうことでしょうか?」

という、かなりざっくりな質問ですね。

まっしゅアップラジオ「抽象と具体」

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実はこの方、まっしゅと一緒にとあるコミュニティに所属してまして、そのコミュニティの中の共通言語として「抽象度を上げる」という考え方があるんです。とっても力のある考え方なのでみんな実践しようと頑張っているんですが、普通に生活していると馴染みのないアプローチなので、うまくいっていない、うまく使えていない人が多くて、改めてみんなで確認したいという意味も込めて質問をしてくれた、という裏話ですw

「抽象度」とは

さて、初めて聞く方もいると思うので、まずこの「抽象度」という言葉について簡単に説明したいと思います。
考え方自体はとてもシンプルで、物事を一つ上の概念から考えるクセをつけよう、その「一つ上に上がる」というのを、言い方を変えたのが「抽象度を上げる」ということなんですね。

プリンタのインクを買う時

ちょっと何言ってるかわからないと思うので、少し具体的な例を出しますね。
家電量販店で考えると少しわかりやすいと思うんですけど、ヨドバシとかヤマダ電機とかの大きな家電量販店に行って、例えばプリンタのインクを買いに行くとします。
何フロアもあるような大きなお店だと、入口のところに案内が書いてあって、どんな商品が何階にあるかわかるようになってますよね。
買いたいのはプリンタのインクなので、どこにあるかなーと探すときに、まず「パソコン周辺機器」で探すと思うんです。
パソコン周辺機器が地下1階にあったとしたら、地下1階に行って、今度はフロアマップを見て、プリンタのインクがどの辺に置いてあるか探しますよね。
で、プリンタのインクのコーナーにたどり着いたら、家のプリンタがエプソンのプリンタだったら、エプソンの棚を探して、エプソンの商品が集まっている棚があったら、機種名で合うインクを見つける、という、こんな順番で探すと思います。

抽象度で考える

さて、この場合だと、最初の1階入口の案内図で見た「パソコン周辺機器」は、地下1階のフロアマップで見た「プリンタインク」に比べて一つ抽象度が高いということになります。
で、「プリンタインク」→「メーカー」→「対応機種」や「型番」という順番で抽象度が低くなっていくわけです。

抽象度が高い言葉は、一つ抽象度が低い言葉がいくつも含まれていることになりますよね。
「パソコン周辺機器」という言葉には、プリンタインクだけではなくて、マウスとかキーボードとかUSBメモリとか、他の周辺機器も含まれていますよね。
「プリンタインク」にも、エプソンだけじゃなくてキヤノンとかHPとかいろんなメーカーが含まれています。
「エプソンのインク」にも、たくさんの型番が含まれていますよね。

言葉とか事柄を考えるときに、上下関係というか、階層構造になっているという考え方、これが「抽象度」という言葉の概念・考え方だと理解してください。

「抽象度を上げて考える」=「物事の本質を捉える」

まあ、ここまでは別に難しくないシンプルな話なので、理解しやすいんじゃないかと思います。

で、じゃあなんでこの考え方が人生の役に立つのかということなんですが、「抽象度を上げて考える」ということが、「物事の本質を捉える」ということとイコールなんですね。「俯瞰して見る」ということです。

人生において、何か問題にぶち当たることって誰しもあると思うんですけど、例えば職場の人間関係で悩んでるとか、主婦であれば旦那さんとの関係で悩んだりした時に、目の前の出来事に対処しているだけでは根本的な解決にならないことってありますよね。

上司から何かとネチネチ怒られて、それが嫌だからって距離を置いたりしても、根本的な解決にはならなくて、じゃあどうしたらいいかという時に、抽象度を上げて考えるというアプローチが使えるんです。

なぜいつも上司に怒られるか?

例えば、なんで上司がいつも怒るのかって本質を見ようとした時に、例えばその上司が、いつも自分の仕事の細かいことを気にして怒っていたとします。
で、周りの同僚でその上司とうまくやっている人がいたとして、その人を見ていると、しょっちゅうその上司と雑談していたとします。
ここで抽象度を上げて考えてみると、この上司は、仕事の細かいことそのものが気になっているんじゃなくて、ちゃんと自分とコミュニケーションを取っているかどうかの方が気になっているんじゃないか、と考えられるわけですね。

なぜ旦那は家事を手伝ってくれないか?

主婦の方から見た旦那さん問題であれば、なんで旦那さんが家事や子供の面倒をちゃんと見てくれないのかなーと思ったときに、実は男性って具体的なやり方がわからないと手伝いようがなかったり、やり方を自分で考えるのが苦手だったりするわけです。でも、もともとあるやり方を効率化したり、よりよいやり方に改善したりすることはめちゃ得意だったりするし、基本的に頼ってほしいと思っているので、「子供のおもちゃ置き場がごちゃごちゃしてきてるんだけど、どうやったら自分で片付けできるようなおもちゃ置き場になるかな?パパの知恵を貸して!」みたいにお願いすると、案外本気でおもちゃ置き場リニューアルプロジェクトを立ち上げ始めたりします。

本質で考えるずにいると…

で、この「本質で考える」というのが何で役に立つかというと、最初の家電量販店を思い出してもらいたいんですが、1階入口でインク売り場を探している時に、インクの型番を一生懸命探しても、絶対書かれてないですよね?具体的なことに囚われていると、1階からいきなり棚を一つずつ探し始めて、「そこスマートフォン売り場ですけど?」みたいなことって、実際には結構起きてたりするんです。

具体的な部分だけにフォーカスして、家事を手伝ってくれない旦那さんに「なんで手伝ってくれないの?」ってただ文句を言うだけでは、「おれだって仕事で疲れてるんだ!」みたいな、超あるあるの夫婦げんかが始まっちゃったりするんですねw でも本質からアプローチすると、みんな気持ちよく過ごせるようになったりするわけです。

「抽象」から「具体」に下ろす

で、今度逆のパターンで、本質にたどり着いたら、別の具体的な事柄に下ろすという作業が使えるんです。
例えば自分の性格を棚卸しする時にこの抽象度を上げて下げるアプローチがめちゃめちゃ効くんですけど、自分の過去を振り返って、自分が何をやった時にすごく楽しかったのかを考えて、いくつか出てきたとしたら、それの抽象度上げて考えると、自分の本当の得意分野が見えてきたりします。

得意分野を探す

僕の場合だと、学生時代にやっていたパソコン教室のアルバイトがめちゃめちゃ楽しかったのと、好きな音楽活動をしている時も、演奏も楽しいのですが、音楽指導をしている時が特に楽しかったりします。

この二つを抽象度を上げて考えると、僕は「人に教えるのが好き」という得意分野が見えてきます。
で、新しい仕事をしようとした時に、IT系が得意だからといって開発系、実際にシステムを作る仕事ができるかというと、実はそれほど得意ではなかったりします。

これ、せっかく上げた抽象度を、別の具体に下ろすのに失敗すると、こういうことになるんですね。
プリンタインク売り場にたどり着いて、メーカー・型番と探せばいいのに、「エプソンのプリンタのインク!」ということに囚われすぎて、型番を間違えたら、惜しいところまで行ってるのに、違う型番のインクを買っちゃって、帰ったら使えなかったーみたいな感じですね。

冒頭の質問の「具体と抽象の往復」については、こんな感じで考えてもらえると、わかりやすいんじゃないかと思います。

まとめ

とはいえ、実際に自分のこととなると惜しいところでうまく使えなかったりするので、少しずつこの考え方に慣れる意味でも、例えば何か好きなものがあった時に、自分がなんでそれが好きなのか、どこが好きなのかを考えてみたり、じゃあ同じようなこれもひょっとして好きになれるんじゃないかと、新しいことにチャレンジしてみたり、チャレンジするときのアプローチの方法として、自分はこういうやり方だと覚えやすいみたいな本質を知っておけば、より早く覚えられたりすると思います。

この抽象度という考え方、ぜひ参考にしてみてください。

今日は、以上です。

 

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