先週の作業で選別をした種籾。
前回の様子はこちら
温度管理と水換えをした結果、
見事に発芽していました!
今日はこの発芽した種籾を
苗まで育てるための準備をします!
必要なもの
育苗に必要なものはこちら!
赤土
苗を育てるためのベッドの役割をする土です。
育苗用の土があるのですが、
さっちゃんちのプロジェクトでは
無肥料の赤土を使います。
籾殻くん炭
籾殻を燻して炭化させたものです。
赤土と混ぜることで
稲が育ちやすくなると言われています。
半紙
スコップ
育苗箱に土を敷く
育苗箱に土を敷いていきます。
土が流れないように、育苗箱に半紙を敷いて、
その上に土を敷きます。
半紙を使うのは、
時間が経つと水に溶けてくれるからだそうです。
赤土とくん炭を混ぜていきます。
今回は、どのくらいの比率だと良く育つのか
実験も兼ねております。
赤土6:くん炭4
くらいのものと、
赤土8:くん炭2
の2パターンを試してみます。
育苗箱の中で、高さが2cmになるようにしていきます。
土が厚すぎると酸素不足になるし、
薄すぎると芽が伸びなかったりするので、
丁寧に作業をしていきます。
さらに、赤土だけのものと、
くん炭のみのものを用意しました。
種籾を蒔く
育苗箱の準備ができたら、種籾を蒔いていきます。
多すぎず、少なすぎず、
バランスを見ながら蒔いていきます。
厚みを均等にするため、上から土をかぶせます。
8枚の育苗箱が完成しました!
種籾の質が良くなってきている!?
作業をしながら、たかさんとお話をしていたのですが、
2年前から比べて、種籾の質が良くなってきている気がするそうです。
前回の作業で、種籾を塩水に漬けて
沈んだものだけを使うというお話をしましたが、
2年前にこの作業をしたときは、
20〜30%くらいしか種籾として使えなかったんです。
ところが今年は、半分近くの種籾が沈んでいたんです。
2年前にも同じ作業をした時には
育苗箱が4枚しか作れませんでした。
それが今年は、写真のように8枚も作って、
しかも、用意した種籾の半分しか使ってないんです。
つまり、2年前に比べて4倍の種籾が
使える状態になっているということ!
お米を育てている土壌も良くなってきているんだろうし、
お米自体もその土地に馴染んでくるものなんだとか。
改めて、自然の力ってすごいんだなーと感じたエピソードでした。
水やり
育苗箱を並べて、優しく水をかけてやります。
今日の作業は以上です!
無事に芽が育って、苗が伸びてきますように!