今日の田んぼプロジェクトには、
大阪府立農芸高校の生徒さんが
たくさん見学に来てくださいました!
目次
種籾の選別とは
この種籾は、去年収穫したお米の一部です。
中身がスカスカだったり、悪くなってしまっているものは
うまく苗として育ってくれないので、
この中からちゃんと次の稲に育ってくれる力を持っている種籾を選別していきます。
塩水による選別
まずは、海水と同じくらいの濃度にした塩水を作ります。
これも、工業用に作られた塩ではなく、
にがりの入った天然に近い塩を使います。
塩分濃度の目安は、卵が浮くくらい。
ここに種籾を入れると、質の悪い種籾は浮いてきて、いい種籾は沈んで行きます。
10分ほど経ったら、浮かんでいる種籾を網で掬って分けます。
※浮かんで取り除いた種籾は、鶏の餌などに使います。
お湯による消毒
次に、選別した種籾を熱めのお湯に浸けて消毒をします。
お湯の温度は、60℃が目安です。
最近の研究では、65℃の方がいいという説もあるようです。
温度を保つ
消毒が終わったら、サーモスタットを使って、
水温を高めの状態に管理します。
※3日に一回くらいは水を取り替えます。
農芸高校の生徒さんたち
今回見学に来てくださった農芸高校の生徒さんたち。
10代の頃から農業に興味を持ってくれていることが、
プロジェクトメンバーにとって素直に嬉しくて、
つい色々と語ってしまいました笑
今後も一緒に、面白いことに取り組んでいけたらと思っています!